前日まで台風14号の影響で雨続きの毎日。お天気が心配でしたが雨もやみ、涼しく過ごしやすい気候で当日を迎えることができました。
さて、今回と次回でビクトリノックス社とボーイスカウト日本連盟のタイアップで誕生した新チャレンジ章「フィールドマスター」にチャレンジします。
チャレンジ章を取得するには以下4つの細目をクリアする必要があるんです。
細目1:ナイフなどツールを安全に出し入れできる。
細目2:ナイフなどのツールで木のえだや竹をけずる。
細目3:ナイフやリーマーなどのツールを使いこなして板や木の実にあなを開ける。
細目4:ナイフで着火用の木くずを作り、火起こしができる。
まずは細目1としてナイフの注意事項、扱い方を学びます。
カブスカウトではナイフを用いた活動を頻繁に行うことはありませんが、くまスカウト(小学5年生)になると「ベアキャンプ」と呼ばれる宿泊を伴う活動でナイフについて学びます。ところが今年度は新コロナの影響でベアキャンプが中止に。。
ボーイ隊に上進するとナイフワークがありますのでこの機会にしっかり覚えようね!
続いては順不同になりますが、細目4に関する活動を行います。
ここでは「フェザースティック」にチャレンジ!
「フェザースティック」とは簡単に言うと着火剤です。
着火剤にはお店に売っている着火燃料や、新聞紙、はたまた小枝や落ち葉など色々とありますが、細く割いた薪をナイフで鳥の羽状に加工することでも立派な着火剤になるんです。
今日は初めてのフェザースティック作りなので薪ではなく割り箸を使ってチャレンジ!
各スカウト、初めはおっかなびっくりナイフを使っていましたが、徐々に慣れりっぱなフェザースティックの完成です!
このフェザースティックは、次回活動の火起こしに使用するのできちんと保管しておきましょう♪
続いては細目2に関する活動を行います。
ここでは「マイ箸」にチャレンジ!
「マイ箸」は竹を加工して作成します。
手順1:竹をノコギリ等で適度な長さに切る
手順2:ナタ等で適度な幅に割る
手順3:ナイフ等で箸の形状に削る
本来は上記の手順を踏みますが、今回はナイフを使うことが主目的であるので手順1、手順2はスカウトたちがフェザースティック作りをしている間にリーダーに実施していただきました。
「ありがとうございます!」
フェーザースティックは順調に仕上げたスカウトたちですが、マイ箸作りはちょっと苦戦気味。。
竹の外側(緑色の方)は柔らかく、ナイフがスッと入っていくのですが、内側(白い方)は微妙に硬く削るのに一苦労。
中には手に水泡ができるスカウトも。
それでもスカウトたちは手を休めることなく熱心に削っていきます。
頑張れ、カブスカウト!
このマイ箸は次回の活動で使用するので、みんな頑張って完成させておこう!
次回も引き続き「フィールドマスター」にチャレンジします。
乞うご期待!