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ビーバーカブキャンプ2016

毎年恒例のビーバーカブ合同1泊キャンプ、今年は「手賀の丘公園自然の家」で行いました。1日目は、つくば市にある国立環境研究所の一般公開も見学しました。

国立環境研究所では、環境保護の大切さについていろいろな実験や遊びを通して楽しく学ぶことができました。

最初に、自分の息をかけて海水を酸性化する実験を見せてもらいました。小瓶に入れた海水に息を吹きかけて振ると、あら不思議!緑色に変わりました。その後新鮮な空気を与えると青に戻ります。これは、息の中の二酸化炭素が海水に溶け酸性になると青→緑→黄色と色が変わる試薬が入っているからです。大気中の二酸化炭素の増加は温暖化も問題ですが、海水の酸性化も多くの生態系に深刻な影響を及ぼすことを学びました。お土産になんとこの小瓶をいただきました!夏休みの自由研究に使えるかも??
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次に、民間航空機を利用した上空からの温室効果ガスの観測のお話を聞きました。世界の空を飛び回る旅客機に研究所が開発した小型の二酸化炭素濃度連続測定器を搭載し、そのデータを研究所に集めて解析しているそうです。先生の説明はとても分かりやすく、スカウト達も真剣に話を聞いていました。
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その他、パラパラまんがを作ったり、水の生き物のスケッチをしたり。全部回ったら一日かかっても足りないかも?楽しみながら環境保護の大切さについて学ぶことができました。環境保護のために今自分たちができることは何か?ゴミを極力出さない、水を出しっぱなしにしない、電気はこまめにスイッチオフする、などなど、ちょっとしたことの積み重ねが美しい地球を守るのですね。

国立環境研究所の後は、いよいよ手賀の丘公園自然の家です。

オリエンテーションの後、各自部屋に入り荷物整理をしたら夕食です。食事はすべてビュッフェスタイルで、スカウト達は何度もおかわりしました。
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夕食の後は、プラネタリウムやホタル観察に行きました。みんな懐中電灯やヘッドライトをつけて真っ暗な公園の中スタッフの方の後ろをついていきます。

ちょっと怖い、でもなんか楽しい♪

ここで見られるホタルはクロマドボタルといって草陰でほのかな光をゆっくり点滅させます。見えない事の方が多いらしいですが、今回はあちこちで沢山見つけることができ、歓声があがりました!

また、この森では、なんとセミの羽化も見られることが多いのです!

そしてついに発見!

約7年間土の中にいると言われているセミがまさに今地上の生活をスタートさせようとしてます。よーく見るとゆっくりゆっくり動いているのがわかります。スカウト達も大人も、静かに真剣に見守ります。
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ずっと見ていたいところですが、まだまだ何時間もかかるそうなのでその場を後にしました。セミ君、ライトもまぶしかったよね、お騒がせしてゴメンよ(;’∀’) 地上生活を思う存分楽しんでね!
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宿に戻り寝る時間。部屋は二段ベッドでした。
やっぱり人気は上段だね~。
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二日目、とてもいい天気でした。中庭でラジオ体操をして全員制服姿もビシっとキマってます!0075_xlarge

そして今日は七宝焼きにチャレンジ!まずは銅板をスチールウールでこすって磨きます。みんな真剣な表情です。
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その後、色をのせて800度で焼くこと数分、そしてできたのがこれ。鈴つきのキーホルダーにしてみました♪ みんな初めての経験だったけど上手にできたね♪0104_xlarge 0105_xlarge

これでキャンプのプログラムは修了。
キャンプブックにリーダーやお友達からのメッセージを書いてもらいました。
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この二日間でますます仲良しになれたスカウト達。最後に修了式をしました。みんな、この二日間で敬礼がずいぶん上手になってかっこよかったです!沢山学んで沢山食べて、沢山遊んだ二日間でした。残りの夏休みも楽しんでね!
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